田中結花ヴァイオリン教室NEWS

まだまだ桜が咲いており春満開、木々の新芽も出てきて気持ちの良い季節です。ただ寒暖差が激しいので体調を崩さないよう要注意ですね！

生徒の皆さん、ご両親様、ご進学ご進級おめでとうございます㊗️

新しい環境に慣れるまでは大変かもしれませんが、やる気もMAXな今、また大きく成長される事でしょう✨

毎年の事となりますが、4月から5月にかけてのレッスンは少し気をつけながら進めております。

子ども達は新しい環境に興奮していますので、レッスンでも落ち着かず情緒のアップダウンを見せる生徒さんもいらっしゃいます。でも外に感情が出せる事は良い事です。

周りの大人は少し大目に見てあげる反面、しっかり生活リズムを作っていく大切な時期ですね。

ヴァイオリンのお稽古もその中に組み入れていただき、"急ぐな休むな"を忘れずコツコツお稽古に励んで下さい♪

 

さて少し前になりましたが、全国ジュニアクラッシック音楽コンクールが無事終わりました。

生徒さんとコンクールに本格的に取り組みはじめたのが2年前となりますが、その時より遥かにコンクールのレベルが上がっていると実感しています。

キッズの予選から、えっ？キッズだよね？…と思うような高度な曲目で挑み、本選全国大会でもキッズとは思えぬ曲目を選び、皆さんビシッと演奏されてる事に驚きました。

今回ヴァイオリン教室からは、2人の生徒さんが参加しました。

このコンクールは予選本選、通れば全国大会と長い期間かかりますので、それなりの覚悟が講師、生徒さん、親御さんといります。

なので、コンクールに出てみませんか？とお声掛けするタイミングは大事だと思っており、ご家庭のご様子も伺っております。

私自身、毎回生徒さんによりテーマを設けコンクールに向けてレッスンをします。

キッズの部には初めてのコンクールとなったHちゃん。

本当に大きく成長した姿が見られました。

気持ちのコントロールが出来るか、気分に左右される事なく少なくともレッスン出来るか…がテーマでしたが、やる気スイッチが入ったのか、Hちゃんはグッと頑張りがきくようになり、どんどんレッスンでのアドバイスを吸収していきました。

全国大会ではHちゃんの生き生きとした演奏を聴いて、やってよかったな〜✨としみじみ感動しました。

そして見事奨励賞をいただきました。Hちゃん、おめでとうございます㊗️

 

毎回コンクールを通じて私も勉強させていただいています。

ヴァイオリンを習う意味、弾く意味、練習する意味…

"音楽を通して「人間力」を高める教室"

とホームページの冒頭に書かせていただいております。

人間力のある人とは？といえば沢山あると思いますが、音楽をやっていく上で3つに絞ると"自分という軸を持つ人""諦めない人""思いやりのある人"ではないかと考えております。

 

音楽を勉強していくと、演奏上最後は、その人そのものが音楽から滲み出てきます。

どんな小さな子どもの演奏にでもです。

基礎力と音楽性、作曲家や時代背景を勉強することは音楽をやる上大切な事ですが、個性や気質など根本的な「人間力」…その人が出て、聴く側はそこが見えた瞬間、心奪われ感動します✨

 

生徒さん達と関わらせていただき、ひとりひとりの根本に持つ個性の素晴らしさを感じます。ヴァイオリンをもってそれを花開かせていく事が、やっていく意味に繋がっていくのではないでしょうか。

 

そしてコンクールでも発表会でも過程を楽しんで欲しいですし、何より弾く歓びを表現して欲しい、それが根本にある事にヴァイオリンを弾く意味があるのでは、思った今回のコンクールでした☺️

 

さあ、今月から合奏クラス、アンサンブルクラスのスタートです。

一緒に弾ける仲間がいるって最高ですね✨

今年度も沢山楽しみましょうー❗️

私も凄く楽しみにしています♪